レイキャビク近郊のオーロラのベストシーズン

レイキャビク発のオーロラツアーは、夜が十分に暗くなる9月頃から4月中旬まで催行されます。その期間なら、何月かよりも旅行日の天気のほうが大切です。秋から春にかけて何が変わるのか、どう計画すればいいのかを紹介します。

暗い季節は9月頃から4月中旬

オーロラは一年中活動していますが、見るには暗い空が必要です。レイキャビク近郊で夜が十分に長くなるのは9月頃から4月中旬までで、催行会社もそれに合わせてシーズンを組んでいます。

初夏の問題は雲ではなく明るさです。レイキャビクは北極圏のやや南、北緯約64度にあるので太陽は沈みますが、5月中旬頃から8月上旬までは短い夜が薄明かりに包まれます。

シーズンの始まりと終わりははっきりしていません。8月下旬や4月下旬にも暗い時間が少しありますが、毎晩の時間帯は短く、遅い時刻になります。

秋は雪のない道と凍っていない湖

9月と10月は、アイスランドとしては穏やかな気候です。道にはたいてい雪がなく、湖もまだ凍っていません。

夜はすでに4時間のツアーを丸ごと行えるだけの長さがあります。静かな水面に映るオーロラは秋ならではの1枚で、停車中の寒さも1月ほど厳しくありません。

その代わり、真冬より暗い時間が短いので、ガイドが毎晩使える時間も少なくなります。雨も多く、濡れた夜は乾いた霜の夜より寒く感じることがあります。

真冬といちばん長い夜

真冬のころ、レイキャビクの日照は約4〜5時間しかありません。そのぶん暗い時間が長く、ガイドが晴れた空を探せる時間も増えます。

真冬は嵐も増えます。風に吹きつけられた雪や氷で道が閉鎖されることがあり、運転が危険なときはツアーも中止になります。停車中も寒さが厳しくなるので、荷造りの前に服装ガイドを読んでおきましょう。

地面の雪は写真の明るい前景になり、前線と前線の合間の空気は澄みきって晴れることがあります。雪や溶岩の上での撮影は写真ガイドで紹介しています。

暗さが薄れていく春

3月には昼と夜の長さがほぼ同じになり、内陸にはたいていまだ雪が残っています。気温は1月より穏やかなことが多く、ツアーに十分な暗さもまだあります。

4月中旬になると暗い時間は夜遅くの数時間に縮み、その少しあとでシーズンが終わります。春に行くなら、シーズンの最後よりも早春のほうがチャンスは多くなります。

春の天気は目まぐるしく変わります。晴れた午後が夕方にはみぞれになることも、その逆もよくあるので、昼の予報が曇りでも、その夜をあきらめる理由にはなりません。

光害と街

どの月でも、レイキャビクの街灯はかすかなオーロラをかき消してしまいます。強いオーロラなら屋根の上にも見えますが、弱い帯がはっきりわかるのは、街から十分に離れてからです。

だからツアーは郊外へ走りますし、季節よりも暗い場所へ行くことのほうが大切なのです。溶岩台地から海岸まで、運転手がよく向かう方角はツアーが向かう場所のガイドで紹介しています。

何月かより雲が大事

アイスランドの天気は変わりやすく、曇りがちです。10月の晴れた夜は1月の曇った夜に勝るので、カレンダー上に確実な月はありません。

アイスランドの平らな頂の山の上に緑のオーロラ、雪のない草地で抱き合うカップル

アイスランドはオーロラ帯の下にあるので、活動が活発な夜に晴れて暗い空なら、少なくともかすかな帯が見えることがよくあります。それでもオーロラが見られる保証はありません。静かな1週間のあとに強いオーロラが出ることもあります。

Kp指数は世界全体の地磁気活動を表しますが、実際に見えるかどうかは現地の雲で決まります。空が真っ暗なままになる2つの理由は曇りの夜のガイドで説明しています。

月と旅行日

満月は景色を照らしてくれるので、山や溶岩台地の写真には役立ちます。ただ、かすかなオーロラはかき消されるので、暗い夜なら見えるはずの弱い帯が、明るい月で隠れてしまうことがあります。

新月のころは空がいちばん暗くなります。日程を動かせるなら、満月から1週間ずらすと、かすかな光が見えるチャンスが増えます。とはいえ、強いオーロラなら月明かりの中でも見えます。

月明かりの夜も無駄ではありません。長時間露光なしでも山や雪が写真に写りますし、明るい光の帯の下に照らされた景色が入った写真を好む人もいます。

滞在の早い段階で予約を

Aurora Vikingのミニバスツアーは、オーロラが見えるまで無料で何度でも再参加できるので、1晩目に予約すれば残りの旅程がまるごと予備日になります。GetYourGuideでは4時間、最大18人で、カメラマンが同行します。

旅の夜の計画の立て方

出発時刻は季節によって変わるので、予約ページで日付を選ぶと表示されます。ほとんどのツアーは夜に出発して深夜0時過ぎに戻るので、翌朝はゆっくりになります。

  • 再参加の余裕ができるよう、ツアーは1晩目か2晩目に予約する
  • オーロラを見ることが旅の大きな目的なら、3〜4泊する
  • 雲の予報をチェックし、嵐が来そうなら24時間前までの無料キャンセルを使う
  • 再参加のために、旅の終わり近くに夜を1つ空けておく

正しい月を選ぶことより、早めに予約することのほうが大切です。この計画にいちばん合うのはAurora Viking(約165ドルから)で、その再参加の条件はほかの2つと並べて料金比較で紹介しています。

ツアーのない晴れた夜も役に立ちます。市内や近郊のスポットは自分で観賞するためのガイドで紹介しています。

月ごとに

旅の時期についての質問

レイキャビクからオーロラを見るのにいちばん良い月はいつですか?

これという1か月はありません。9月から4月中旬までは夜が暗く、端境期は比較的穏やかで、真冬は暗い時間がいちばん長いものの嵐が増えます。いちばん大事なのは旅行日の雲です。

アイスランドでは夏にオーロラが見られますか?

実際には見られません。5月中旬頃から8月上旬まではレイキャビク近郊の夜が十分に暗くならないので、オーロラツアーも催行されません。

冬のレイキャビクの日照時間はどのくらいですか?

真冬のころは約4〜5時間しかありません。暗い時間が長いぶんオーロラが現れる時間も増えますが、天気は荒れがちです。

満月だとオーロラツアーは台無しになりますか?

かすかなオーロラは隠れますが、強いオーロラまで見えなくなるわけではありません。月は景色も照らしてくれるので、山や溶岩台地の写真には役立つことがあります。

何泊くらい予定すればいいですか?

3〜4泊あれば、1回目が曇っても余裕があります。無料の再参加に使える夜が残るよう、ツアーは滞在の早い段階で予約しましょう。