レイキャビクのオーロラは船か陸路か
レイキャビクのオーロラの夜には2つの形があります。ボートは旧港からファクサフロイ湾(Faxaflói)へ2時間ほど出航し、ミニバスはいちばん晴れた空を求めて4時間以上走ります。私たちのリストの3つはすべて陸路で、このガイドではその理由をお話しします。
街を抜け出す2つの方法
レイキャビク発のオーロラツアーはどれも、街の明かりを離れて晴れた空の下へ連れて行こうとします。ボートはファクサフロイ湾へ出航することで、ミニバスは内陸や海沿いへ走ることでそれを実現します。
2つの形がいちばん違うのは、天気が崩れたときに何ができるかです。下の表のとおり、それは料金の差よりも大きな意味を持ちます。
| 港のクルーズ | ミニバスツアー | |
|---|---|---|
| 所要時間 | 約2〜2.5時間 | 約4時間、夜によってはそれ以上 |
| 人数 | 大型船で最大約100人 | 私たちの3つは18〜28人 |
| 出発 | 旧港 | レイキャビク市内で送迎 |
| 寒さ対策 | 暖房の効いたラウンジと、船内で配られる防寒つなぎや毛布 | 停車の合間は暖房の効いたミニバス |
| 飲食 | 船内で飲み物を販売 | ホットチョコレートと軽食付き |
| 曇りのとき | 移動できない | いちばん晴れた空へ向かう |
| 写真 | 揺れる甲板では長時間露光がぶれる | 三脚を据えられる固い地面 |
| 料金 | ずっと安い席 | 約165ドル〜約200ドル |
夜のクルーズでできること
オーロラクルーズは夜に旧港を出て、湾の上で約2〜2.5時間過ごします。港の明かりから離れた海上の空は街のどこよりも暗く、北には平らな頂のエシャ山(Esja)が黒い影になって見えます。
船は大きく、最大で約100人が乗れます。暖房の効いたラウンジで体を温められます。乗組員が防寒つなぎや毛布を配ってくれて、船内では飲み物も販売しています。
いちばんの魅力は短さです。ミニバスツアーよりずっと早く街に戻れるので、翌朝が早い旅行者に向いています。何も見えなかった場合に、もう一度乗れる無料チケットをくれるクルーズもあります。
船の弱いところ
船は雲から走って逃げることができません。湾が灰色の雲にふたをされていれば、クルーズはその下を進むしかなく、頼みは沖にいる間に頭上の雲が切れることだけです。
風とうねりも心配の種です。海が荒れるとクルーズは中止になり、レイキャビクのボートツアーのレビューには、悪天候による中止や予約変更の話がいくつも出てきます。晴れていても風の強い夜は、船が港を出られないことがあります。
冬のファクサフロイ湾では、船酔いが気になる人もいます。酔いやすいなら、陸路のツアーにすればその心配はまったくありません。
船上の時間も決まっています。クルーズは予定どおりに港へ戻るので、船が引き返すころにオーロラが出始めたら、街の明かりに囲まれた桟橋や通りから見ることになります。
私たちの3つがすべて陸路の理由
GetYourGuideとViatorの両方でボートツアーを比べましたが、両サイトで販売されているクルーズで、選んだミニバスツアーほど評価の高いものはありませんでした。だからリストは陸路の3つで、クルーズが肩を並べたふりをするより、そうはっきり言うほうがいいと考えています。
クルーズが悪いと言っているわけではありません。楽しむ人はたくさんいますし、穏やかに晴れた夜なら、湾は空を眺めるのにいい場所です。
ミニバスツアーの違い
陸路のツアーは約4時間、ときにはそれ以上で、向かう方角はガイドがその夜に決めます。海岸が曇っていれば内陸へ、ある谷が曇れば別の谷が晴れているかもしれません。

停車するたびに固い地面に立てるのは、写真にとって大事です。揺れる甲板の三脚では長時間露光の間じっとしていられませんが、溶岩台地の上なら数秒間しっかり安定します。設定は写真ガイドで紹介しています。
ミニバスは暖かい部屋の役目も果たします。オーロラが動く合間には車内に戻れますし、私たちの3つのツアーはどれもホットチョコレートと甘いものを出してくれます。ミニバスがふだん向かう方角は観賞スポットのガイドで説明しています。
暗い郊外へ向かう陸路のツアー
Nordur Travelの改造4WDミニバスは、最大19人で街の明かりからさらに遠くへ向かいます。ホットチョコレートとアイスランドの焼き菓子に加え、1人2個のカイロ付きです。オーロラが見えなければ2年以内なら無料で予約変更できます。
寒い夜の快適さ
暖かさでは船の勝ちです。バー付きの暖房ラウンジは、氷点下の道ばたの停車地より快適で、外に出るのはガイドがオーロラを知らせたときだけで済みます。
陸路のツアーでは、でこぼこだったり凍っていたりする地面の上で、外に立っている時間が長くなります。良いブーツと重ね着が決め手で、どちらの形でも持っていくべきものは服装ガイドにまとめています。
どちらを選ぶべきか
- 夜が一晩しかなく短く済ませたい、予算が限られている、または早く街に戻りたいならクルーズ
- 写真を重視する、または船酔いしやすいならミニバス。晴れ間を追える運転手が必要な、まだらな予報の夜も同じです
- 曇った1晩目のあとの再挑戦ならミニバス。動けることがいちばんの強みだからです
- 穏やかで広く晴れる予報の夜ならどちらでも
最後は料金です。クルーズはずっと安い席を販売しており、陸路の3つの位置は料金比較でわかります。再参加の条件で決めるなら、曇りの夜のガイドで比べています。